ギターが好きな歯医者さん

先日来院した患者さんは割りと遠くから来る。

昨年入れ歯を製作した方の息子さんだ。

お母さんは地元の歯医者が作った入れ歯がどおしても

気に入らないらしく、周りの歯医者には５軒くらい変えたのだそうだ。

見せてもらった入れ歯の数は上下合わせて１０個。

入れた時の唇の線が微妙に斜めになるのだ。

入れ歯は噛めるだけではダメ、見た感じも重要なのだ。

当たり前ですよね。

ですから、６個目の入れ歯で終わりにしたいと思った。

入れ歯を作るステップは型を取り、

入れ歯の高さを決め、

仮の装着、試適と言う。

そして完成となる。

今回一番重要視したのは試適。

これは服で言えば仮縫いと同じです。

歯並びや唇の感じは本人に確認してもらいたいのだ。

今回は、自分の顔貌が気に入ったようだ。

完成品も満足して帰っていった。

今回は、息子さんなのだが、

母親のことも十分印象がある人だったので、

母親について質問したというより会話をした。

遠くからだったけど、狭山までよく来たよね。

どうして、うちを知ったの？と質問したら。

ギターの好きな歯医者で検索したら木馬歯科がヒットしたのだそうだ。

そんなことってあるんだと思いながら、

後で、ヤフーで検索したら、本当に木馬歯科がヒットしたので驚いた。