真剣な救いを求めて1
年末に木馬歯科に来院された患者さんは
高校3年生、両親も一緒に来て
私の話も聞いた。
高校3年生が、この時期に口臭治療でもないだろう。
彼はそれまで、進級希望、大学受験まで1ヶ月を切っていたのだ。
彼は少々投げやりではあるが、
自分自身で電話をして口臭治療の予約をした。
治療の3日くらい前に、生活調査票をFAXしてきた。
そこから分析したところ、高校3年生でなく引きこもりかとも想像した。
文章の書き方が几帳面なので、
これは母親が書いたのかも?
いろいろと想像した。
起床時間や就寝時間も
かなり不規則だ。
でも、彼は真剣に私の救いを求めている。
これだけはわかる。
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