天野篤先生「口は災いの元」
公開日:
:
木馬歯科からのお知らせ むし歯予防週間, 天皇陛下の心臓手術, 天野篤, 順天堂医院
6月の第一週は皆さんご存知のように「むし歯予防週間」です。
週刊新潮にコラムを持っている天野篤先生が「口は災いの元」と言う題で書いています。
内容を短く書くと、口の中の汚れと心臓病は関係が深いということです。
天野先生とは、心臓外科の第一人者です。
現在順天堂医院の院長です、こう言っても誰?
と、思われる方。
天皇陛下が何年か前に心臓の手術をしたのを覚えているでしょうか?
天野先生が執刀しています。
少し顔も思い出してきたのでは?
口の中はたくさんの細菌が住み着いていて、その数は100億個とも言われています。
歯ブラシを怠ったり、歯周病に罹患しているとさらに増殖します。
それが、歯茎の隙間や、歯ブラシの刺激くらいで出血したりすると、
傷口から血液の中に入り、血流に乗って心臓まで運ばれるのです。
天野先生のコラムではこう書いてありました。
確かに、間違っていないし、その通りなのです。
口の汚れで心臓が悪くなる恐ろしいですね。
でも、細菌は心臓だけに運ばれるわけではないのです。
肝臓にも、腎臓にも、大腸にも、小腸にも、血管は全ての臓器につながっています。
ですから、天野先生が肝臓の専門医だったら、心臓を肝臓と置き換えて文章を書いていたと思います。
歯周病って、歯が抜けるだけでは済まないのです。
全身病に関わっているのです。
しかしながら、口の中は手の届かない場所ではありません。
今からでも、清潔にしようと思えばいくらでもできるのです。
木馬歯科が一番力を入れているのは正しい歯ブラシの仕方を伝えることです。
関連記事
-
日本口臭学会の認定医
今年の8月に受けた日本口臭学会の認定医試験に合格して 認定書が送られてきました。
-
今度の金曜日に口臭についての講演をします。
ポスターを載せます。
-
お口の健康から全身の健康を考える(2)
歯ブラシで取るものは 食べかすではないのです。 患者さんが見た動くも
-
婚活は婚勝でなくてはいけない。
婚活とは結婚がゴールの活動のことです。 でも結婚はゴールではなくてスタート
-
いつでも夢を 84歳のチアリーダーたち。 滝野文恵さん
こないだテレビを何気なく見ていたら、84歳のチアリーダーというのをやっていた。
-
今年は猛暑でしたね。
なんか、毎年今年の夏は、、、 って言っているような。 何十年に一度の災害も毎年起こるよう
-
歯科医療が日本を救う
本日、木馬歯科に歯科医師会からポスターをもらいました。 百聞は一見に如かず
-
朝日新聞から、ハウス加賀谷さんが統合失調症を発症したのと口臭を意識するのは似ている2
ハウス加賀谷さんの続きです。 他人の行動に一喜一憂を始める口臭患者さんですが、 喜びはな
-
読売新聞でも 統合失調症(1)中学生で幻聴、自己臭恐怖症に
人気の若手お笑いコンビが15年前に突然、消えた。一人が統合失調症で芸人を廃業。入院と自宅療養、社会復
-
今度の日曜日はほんだ歯科総会
イオン武蔵狭山店にある木馬歯科です。 12月7日は、ほんだ歯科提携歯科医院が大阪に集まり
- PREV
- 日本口臭学会の認定医になりました。
- NEXT
- 口臭が気になるようになったきっかけは?